アメリカにはもちろん生粋のアメリカ人、いわゆるネイティブはもちろんのこと、いろんな人種の人と共通語である英語で会話をすることになります。日本人が日本語訛りの英語を話すように、中国人が話す英語、イギリス人が話す英語、ロシア人が話す英語・・・とそれぞれ独特の発音を次第に聞き分けられるようになります。
顔を見ただけでは、日本人なのか韓国人なのかわからなくても、その話す英語を聞くことですぐに区別がついたりします。(もちろん、こちらで生まれ育った日本人・韓国人の若い世代のネイティブに関しては別ですが)

私たちの生活の中でカタカナ言葉になっている外来語というものがあります。例えば、手紙の「レター」であったり、水の「ウォーター」や「コーヒー」であったり。しかし、もともと知っているからこそ、その発音が一般に使われている英語の発音とは違ってきたりします。
アメリカ英語の発音の話になりますが、「レター」が「レラー」に、「ウォーター」が「ウァラー」に、「コーヒー」は「カフィー」に。数字の20=Twintyが、「トゥェイニー」に。逆にイギリス人が発音すると「トゥェンティ」と日本人が習ってきた英語に近くなってきます。(カタカナで書いてしまうと、ちょっと違う感じになりますが。)

個々の英語の発音の違いは置いておいて、個人的な意見で言えば、やはり発音記号や学校で勉強したことは一度忘れて、耳から入ってきたそのままの音を発するほうが、通じるのでは?と思います。
もちろんアメリカの子供たちも、Phonicsという、アルファベッドの組み合わせの内容を学習しています。これは確かに非常に優れものなんですが、もっと手っ取り早く使える英語を話せるようになりたい!テストの勉強じゃなくて、英会話ができるようになりたい!と思う私のようなせっかちな人はもちろん、まずは最低限の日常会話をマスターしてと思われる人は、とにかくまずは聞くことだろうと思います。

私もそうですが、大人の頭にはすでにいろいろな英語の情報が入っているからか、市販のCDなどを購入して(無料の付録も出回っていますが)、ちょっとリスニングをかじっただけでは、素直に自分の頭の中に入っていかないかもしれません。実際に、子供たちと一緒に同じリスニングをして、同じように発音しなさいと言われた時に、RやLの発音が云々とかではなく、知っている英語ほど、なかなか上手に発音できませんでした。
なんども、聞いて耳で覚えるしかないのです。自分の耳で覚えるからこそ、自分が発音した英語との違いがわかるようになると思っています。

いろんな口コミサイトを見ても、聞くだけでは英語は話せない!とスピードラーニングを効果がないダメな教材のやり玉にあげているものを目にします。あの勉強方法はダメだ、これはダメな教材だと評価するのは簡単です。
しかし、一つだけ確かに言えるのは、「聞かないと英語は話せない」ということです。

耳から覚えた英語のほうが、通じると体験したのが、「Get out of here.」直訳すれば、ここから出て行ってになりますが、仲が良い友達同士では、なーに言ってんの!(笑)とか、嘘ばっかり!(笑)みたいなニュアンスで使われるのですが、読み方で言えば、「ゲットアウトオブヒア」ですよね?でも、どう聞いても「ゲラーリーヒアー」としか聞こえなくて、試しにそのまま言ったときに、友人のアメリカ人が上手に発音してる!!と褒めてくれたので、間違いではなさそうです。