私が英会話と触れることになったのは、高校生のときです。きっかけは、当時部活を辞めてフラフラしていた私に、母親が知り合いの娘さんにお願いしたことが始まりです。とはいっても、習っていたのは半年ほどの短い期間でした。

しかも週に一度、そのお宅に伺ってリスニングと称して一緒にCDを聞き、その流れてくる英語の内容を聞き取って紙に書きだす、英語の曲のCDを聞いて、一緒に歌ってその中で発音を直していく・・・といったもので、時間にして1時間、そのうち英語を聞く時間というのは、10分ぐらい?なので、正直自分の英語力が上がったか?と聞かれたら、はなはだ疑問ですが。(笑)

でも、彼女と一緒にいる時間というのは、そういった英語の教材をつかって学習するというよりも、英語への、もっといえば自分の周りだけではない、もっと広い世界があるんだということに気づく効果があったと思います。

彼女が留学していた時の話は、アメリカ人はもちろん、中東やヨーロッパからの留学生たちが繰り広げる会話や出来事は、私にとってもちろん初めて聞く話ばかりで、面白くて興味津々のものばかりでした。

なかでもよく覚えているのは、彼女にいいよってきていたイラン人男性との出来事です。当時は市内の電話はどんなに長く使っても無料(基本料金に含まれている)だったので、その彼が彼女に長電話をかけてくるのです。
しつこいと思った彼女は、こんな行動をとりました。それは受話器のところから音楽を流し、1時間ほど放っておいてから、日本語で「もしもし?」と話しかけるというもの。しかし諦めたかと思うと、何と「待ってました!」とばかりに話し始める。全くめげる様子もないんです。聞けば彼、元石油相の息子で、イランの自宅には自分専用の車が50台以上あると言います。
「金持ち!!いいじゃないですか!ちょっと付き合ってみるとか!(笑)どう?」と言うと、「だって一夫多妻制らしいよ。いやだよ!」とそんなやりとりをしていました。

今でこそ、いろんなサイトでいろいろな国の、様々な風習や面白い話をインターネットを通じて検索することができますが、当時そんな便利な方法がなかった私にとっては、すべてが目新しく、毎週彼女との時間が、これこそ私の中で、同じような面白い経験ができるのではないか?と夢見たりしていました。(彼女のように可愛くも綺麗なでもない私は、たぶんイラン人に言い寄られないので、この心配は無用でしたが。)

そして、彼女との時間を経て、英語の成績はそこまであがりませんでしたが(笑)、興味が湧いてきたからか、授業態度の評価表は英語に関しては上がりました。

スピードラーニングを今やっておられる方や、今からやろうか迷っている方、きっかけはきっと、もっといろんなことを知りたい!とか、新しいことをやってみたいとか、そういったものではないでしょうか?どういった方法で新しいことを始めるかは、人伝ての評価や口コミの情報だけでなく、無料のお試し期間などをフルに利用して、自分がやっていけると思うものを選んでほしいと思います。