よく「中学英語だけで英会話は話せるようになる」と言う人がいます。それは、半分本当であり、半分嘘だと私は思います。何度でも言いますが、相手が言っていることが聞き取れなければ、会話は成り立たなく、独り言と同じことだからです。

会話学習には、リスニングとスピーキング(この中には発音やイントネーションも入りますが)の大きく分けて二つの勉強方法があると思います。もちろん細かく言えば、文法だのといったものも入ってきます。が、ここではまず、会話に特化して話を進めたいと思います。

確かに、日本の中学で習う英語だけで、自分が言いたい内容はほとんど、固有名詞を除けば、英文を作れるはずです。でも、それでは以前も書いたように、会話ではなく、あくまでも「発言」であって、スピーチをするのと同じです。相手からのアプローチは考えていないのですから。

知っている単語を繋げるだけで、相手はこちらが言いたい内容を「推理」してくれるでしょうけれど、相手が言いたいことが全く聞き取れなければ、相手は他の聞き取ってくれる人と話すしかありません。
スピードラーニングの教材の効果というのは、この聞き取りの力を知らず知らずのうちに、積み重ねていってくれるものだと思っています。スピードラーニングを使った人の経験談をサイトで読んでもわかりますが、一足飛び、あるいは、比例曲線を描くようにリスニングの力が上がっていくのではなく、奥行きが広い階段を少しずつ上っていくようなものです。

CDを聞いているだけでは、何も話せないと思っている人も多いでしょう。でもこれは違います。聞いているだけだからこそ、蓄積されていくのです。もちろん、無料の、あるいは有料のケーブルでも、テレビやネットでの二ヶ国語放送を聞くのもいいでしょう。
言語を生業としている人なら誰もが同じことをいうはずです。言葉を学習するためには聞かないことには始まらないんだと。

日本語を学びたいと云ってきたアメリカ人の友人に、アメリカの口コミサイトではよくわからないから、結局どんな教材を買ったほうがいいのかと聞かれたときは、私はスピードラーニングの購入を勧めています。
理由は日本語を学ぶ時であれ、英語を学ぶ時であれ、リスニングなしには前に進めないと思っているからです。