アメリカでは、日本人が多く住んでいる街には、店の看板に日本語が書かれているものを見ることもあります。同じように、韓国人が多い地域ではハングル文字、中東のアラブ語もよく見かけます。韓国系や中国系のお店に入ると、大概の日本人は同じ国の人だと思われるのか、英語ではないその国の言葉で話しかけられますが、その国の言葉を話せないということがわかると、英会話が始まります。たまに、英語が全く通じないお店もあります。

だいたいは、母国語と英語と並べてありますが、時々、母国語だけを看板にしているところに多いのが、CDやDVD屋さん。店の中に入れば、聞こえてくるのは英語ではなく、全く違う言葉での音楽や会話が飛び交っています。

もうずいぶん前になりますが、私の知人で、アメリカでの仕事が評価されて、ベトナムに行くことが決まった人がいましたが、ベトナム語を学習する教材など、そうそう見つけられずにいました。
仕事(輸出入)での書類等は結局、英語になるので、とにかく、まずは、発音やリスニングを勉強しなければと、スローなバラード曲を選んで聞く方法をやってみると、ベトナム語の音楽CDや映画のDVDを購入していました。彼が言うには、映像があるからなんとなく内容が分かるけれど、なかなか自宅で映画を見る時間が取れないとは言っていました。

これがスピードラーニングのように、音声だけで日本語と交互に歌っていたり、会話しているなら、わかりやすいんでしょうけれど。あと、日本でいう4コマ漫画。お店の人からの口コミでわかったらしいのですが、無料の情報誌や新聞が、そういったお店には置いてあり、もちろん読めなくても、漫画の部分はなんとなくわかると言っていました。

出発までにあまり時間がなかったこともあり(赴任まで二ヶ月ちょっとしかなかったと記憶しています)、その効果がどれほどあったのかは、本人曰く「自分で言うのもなんだけど、この曲だけはベトナム人よりも完璧に歌える」
ベトナムに赴任してからは、いろんなビジネスサイトを回る度に、現地の人とカラオケでこの覚えた曲を披露して親睦を深めたらしいです。