スピードラーニングで登場する人物は基本的に皆、親切な人ばかりですが、実際問題としてアメリカのお国柄なのか(もしかしたら、私が住んでいるところがカリフォルニアという土地柄もあるかもしれませんが)、フレンドリーな人が多いです。もちろん、そうでない方もいます。が、日本と比べると遭遇する確率は低いように思えます。

自分の話で恐縮ですが、先日2週間だけ日本に戻った時に、こんな体験をしました。

待ち合わせのため表参道を歩いていると、あるビルの地下から、歩道にまで行列ができているのに気が付きました。平日朝10時前のことです。何かの購入のための行列?それとも、無料のキャンペーンでCDとかの配布?と不思議に思ったのは、私だけではなかったようで、近くを通りかかったテキサス出身の(これは後で話して分かったことですけど)アメリカ人の男性と視線だけで、なんだろね?と会釈をしつつ、おのぼりさん気分の私は、並んでいる誰かに聞こうと、階段で楽しげに話しているグループに話しかけようとしたのです。

が、彼らは日本人ではなく、中国語を話している若い男女のグループでしたので、諦めて、歩道側の先頭に並んでいた男性に声をかけました。(アメリカ人はちょっと遠くでその様子を見ていました)

「あの、すみません、これは何に並んでいらっしゃるんですか?」
明らかに不機嫌そうな彼は、面倒くさそうに小声で
「・・・xwぽ¥wいvqwk・・・」と。
全くなんて言っているか、聞き取れない。
「ぇ?」
「・・・kqwjhkjkl;j・・・」
「え??」
「(ちょっと怒った感じの声で)wgjbkhksp・・・」
「は???」ともう一度聞き返したら、今度はハッキリと聞こえる声で
「今、あなたと話したくないんですよね!」
と、叱られてしまい、
「あ、すみません」とスゴスゴで戻ったら、
テキサス男性が英語で「なんて言ってた?」
「私と話したくないって、怒られました(笑)」と答えたら、
びっくりした様子で、でも
「じゃ、こっちの人たちに聞いてみて。彼らは、あの彼と違ってフレンドリーみたいだよ!」

アメリカ人、めげない。
でも、その彼らは例の中国人のグループ。何を言っているかはわかりませんが、先日話していたように、最近、中国語のリスニングを学習しているので(スピードラーニングの教材CDです、もちろん)、発音を聞いているだけで中国語とはわかっても、残念ながらまだ、その会話の内容までは把握できません。

最初、日本語で同じように何に並んでいるのか?と聞いたのですが、うまく通じない。英会話なら?と思って今度は英語で聞いたら、これは通じたようなのですが、今度は彼の発音が(英語も日本語も)よくわからない。
テキサス男性が、「あ、このステーキ屋さんに並んでいるの?」と看板を指すと違うらしく、なかなか意思疎通ができずに、いろんな方法を試してやっと分かったのは、某有名ブランドのバッグが入荷するので、並んでいるとのこと。

わかった時には、全員でハイタッチして、笑顔で別れました。(そこまで喜ぶことじゃなかったかもしれないけど、苦労が報われた気がして)

そのハンサムな中国人の男性は、自分が言っていることがなかなか伝わらなかったことで「もっと日本語も英語も勉強しますね!」とフレンドリーな極上の笑顔で言ってくれました。私も同じ!!と精一杯感謝の気持ちで、「謝謝」と言いました。日中友好に効果があったことを願います。