アメリカの病院では、初診の時に必ず書かせられる何枚もの書類というものがあります。名前や住所、保険会社などはもちろんのこと、過去の病歴やアレルギーの有無はもちろんのこと、家族の病歴や死因といったものまで。

少し前のことですが、ある病院に行った時のアンケートでは、大麻の使用やコカインの使用のことを書くページが!(笑)

大麻(マリファナ)は合法化されたとはいえ、コカイン(覚せい剤)を使用しています!と正直に書く人がいるのか、非常に興味深いところです。こう言った書類は大太、4、5ページから、多くなると10ページ近くになりますので、初診日はだいたい、予約時間よりも早く来てくださいと言われることが多いのです。

今は携帯でもすぐに英和辞典で意味を調べることができますから、この”cannabis”が、大麻とうい意味であるとか、こういう書類に”stroke”と書かれてあれば、「一撃」ではなく、「脳卒中」の意味の方であるとかわかります。文字としての英語を読み解くのは、たとえ文法が分からなかったとしても、単語の意味をパズルのように並べると考えたら、そこまで難しい問題ではありません。

でも、これが会話だったらどうでしょうか?相手の言葉から、わからない単語をいちいち辞書を引くことになると、会話自体が中断しますし、そもそも、その単語だけをピックアップすることが難しいと思いますから、現実的ではないですよね。

ただ、普段の会話の中で、こう言った専門用語に近い言葉は、そうそう出てきません。日本語での友達との会話のやり取りを思い出しても専門用語を使う場面はごく稀です。スピードラーニングの会話をずっと聴き続けることは、会話の中で分からない単語、文章があったとしても、その前後の会話の流れからもしかしたら、こうではないか?という予測はつくようになるトレーニングに近いと思っています。(今まで食べ物の話をしていたのに、いきなり、家の売買の話にするのは、むしろ難しいはず。)自分の耳に、自分の頭に、染み込ませていく生活が英語への早道になるはずです。