英会話の発音で、抑揚(イントネーション)が大切だということは、以前にも書きました。私達日本人は英語を習っているがために、ついついスペル通りに“読んで“しまって、相手に言いたい単語や、言葉が伝わらないということが時として起こります。私も今でも相手にわかってもらえない時は、あります。

先日、ラスベガスのホテルの予約を、友人夫妻が電話でしようとしていたときのこと。ご主人の名前が、MITSURUという名前だったので、スペルアウト(一文字ずつ知らせる)時に、

M as Mary (MはメアリーのM)

I as India (IはインディアのI)

T as Tom (TはトムのT)

S as Sam (SはサムのS)

U as Under (UはアンダーのU)

とまで説明したあと、次のRって何を例にすればよかったかな?と詰まりました。そうだ、リチャードのRだ!と思いつき、

R as Richard(RはリチャードのR)といっても、このリチャードが通じず。

他に何を・・・あ!リボンだ!と、R as Ribbon ・・・もまた、通じず。ROUND(ラウンド) RING(リング) ROAD(ロード) ROSE(ローズ)と、次々に言って玉砕していました。相手によっては、勘のいいひと、推理力がある人だとわかってくれる確率は高くなるのですが、残念ながら今回はそうはいかず。最後には、彼女から

「じゃぁ、予約はMITSUで入れておけば?」と言われる始末。

発音は難しいです。(もちろん、当然、Rは舌を丸めて―などと、いろいろやってみたらしいです。でも、全滅だったとのこと)上手に伝えられなかった理由の一つとして、例に出した単語がすでに、日本語としても、すでに使っている単語だったからかもしれません。

耳から聞いた音(単語・文章)を真似て言う方が、時として紙に書いた文章を読むよりも、相手に通じることがあります。また、スペルを聞いて初めて、あ、なんだ、その単語だったのかと気づくこともあります。発音と今まで習ってきた、知っていた、目で見る(読む)英語が、違っていたのかを知ることも、また大切なことです。

でも、だからと言って、今まで習ってきたことが全部無駄かというわけではないと、私は思います。その昔、某教授が、アハ体験などと言っていましたが、あ!なるほど!とか、そうだったのか!と気づいたとき、人間って記憶に残りやすいと思うからです。

スピードラーニングのやり取りが、記憶に残りやすいのは、自分が知らなかった世界や生活の中に、逆にこれは知っている、これは経験があるといったものが、盛り込まれているからに違いありません。だから、覚えやすいのじゃないかな?と思っています。