前回、英語を日本語に訳すときに、しっくりこないことがあると書きましたが、今回は、日本語になっている英語が、使い方がちょっと違うという話です。

一つは” guts ”。

「日本語では、あいつには(最後までやり遂げる)ガッツがある」みたいな感じで使われてますが、英語の例文を出すとなると

Rick had the guts to cheat on me.
リックは浮気するガッツがあったわ(私っていうものがありながら、何様め)といったような使い方や、

She had the guts to say I was fat.
といった、相手に対して蔑んではいないけど、100%褒めてはいないような(笑)肝が座ってるというか、そういうニュアンスがあるようで、courage(勇気)とか、やる気に近い感じで使っている感じがします。

また、逆に日本語では普通に使われていて、間違いではないけれど、ちょっと違うというのが、Stamina(スタミナ)。私の息子のことで、「最近、スタミナがついてきたんだよねぇ」と言ったところ、それはendurance(エンドゥランス)といった方がいいと言われて、どう違うの?と聞いたら、Stamina=肉体的な力、endurance=肉体的&精神力な持久力と言った感じらしく、あと、あまりニュアンス的に良くない場合がスタミナにはあるから、使わないことが多いらしいです。

スピードラーニングのCDを聞いていても、「あ!こういう風に言えばよかったんだ!」とか「こういう時の返事はこれでいいんだ!」という発見は多いですよね?

リスニングに慣れてくればなおのこと、こんなかっこいい(英語っぽい)言い方も、知ってる簡単な単語だけでできてるんだ!みたいな驚きがあります。

こちらに駐在している日本人の方たちは、もちろん、仕事での会話やメール、文書といった「きちんとした英語」に対しては、不自由はしていないようですが、同僚の雑談が聞き取れないと言われる方は多いです。

それは、ご本人たちも言われる「会話としての英語を聞く機会」が実はなかなかないからのようです。その駐在についてこられた奥様たちは、なおのこと。だから、家族の中で一番、英語が上達していくのは、英語の中に放り込まれている子供達になるのも納得です。

だとしたら、やはり、私たちも自分自身で、そういう環境を作るしかないのではないでしょうか?