アメリカでは新学年が始まりました。(学校によっては9月半ばまで夏休みのところもありますし、逆に以前にもお話したようにYEAR ROUNDシステムの学校だと、9月下旬から3週間ぐらい、秋休みにはいるところもあります。)

新しい学年がはじまってまず必要(&面倒くさい)なのは、学校から指定されるSCHOOL SUPPLY(学校教材)を買いそろえるというところです。学校が始まる1か月ぐらい前から、学校始まってからもしばらくは、お店にはそれようの専用の売り場ができてますが、それがだんだん縮小されて、ある日突然、そこの場所がハロウィンの専用売り場になったころが、子供たちが学校になれたころと思ってもいいかもしれません。

持ち物リスト

新学期・新学年が始まっても、日本のような格式ばった始業式があるところは、あまり聞いたことがありません。せいぜい、朝クラスごとに並ぶぐらい(しかも、名前順だったり、身長順だったりではなく、バラバラ)。ただし、その代わりのように、新学期が始まる前後に、BACK TO SCHOOL NIGHTという、親と子、あるいは親だけの集まりがありますが。

クラスの担任が誰なのかさえも、前日までに学校の入り口のところに紙で貼りだされているか、その当日にわかるという学校もめずらしくありません。新学期が始まらないことには、生徒個人のID番号などがわからないために、ログインしなくても見れる状態でのサイトでの公開はやっていないというところでしょうか?

日本は中学まで、アメリカは高校まで義務教育なのですが、日本でだって、上履きだったり体操服などを買う必要があるように、アメリカにもあります。でも、日本の場合、たとえば、教科書の補助的な資料集だったり、昔なら家庭科の裁縫箱だったりと、どちらにしても、自分自身が個人で使うものをそろえるのが基本です。が、アメリカの小学校は、学年によって違ってきますが、

・鉛筆1ケース(B)

・クレヨンまたはクレパス 1ケース

・はさみ 2つ

・紙のフォルダー 5つ

・ボックスティッシュ 3つ

・除菌ウェットティッシュ 3ボトル

といったもののリストが配られ、それを学校の初日あるいは最初の週に、クラスに「奉納」する形になります。

日本だと、たとえ細い鉛筆にでも、全部自分の名前を書いてくださいという指示があったりしますが(だから、鉛筆一本一本にはもちろん、鉛筆カバーにも、山田太郎 とか小さい文字で書いて当たり、それ用の名前シールが売っていたりしますね)高学年になるほど、ノートだったりバインダーだったり、その揃えないといけないものに、自分でだけ使うものが増えてきます。

そしてこれらは、クラスの中でみんなの共有物になります。学年が終わりになるにしたがって、学校の連絡メールで、「除菌ウェットティッシュが足りないので、どなたか持ってきてくださると助かります」

「ボックスティッシュが~略~」回ってきます。これだけではなく、「先生方用のコーヒー・ミルク・紙コップが足りなくなりそうなのでどなたか~略~」

こういうのも、普通に回ってきます。SCHOOL SUPPLY(スクールサプライ)は決して子供たちだけのための文房具だけのことではなく、子供たちが学校が、円滑な教育の環境をつくるための、補助的サプライだからです。

親も心得たもので、差し入れしているのもよく見かけます。手作りのブラウニーやクッキー、カップケーキというのもよく見ます。日本の場合、ひとさまに差し上げるとなると、結構構えて包装などに気を使ったりしますが、ここはアメリカ。もちろん、綺麗な個別包装で開けるのがもったいないぐらいに、飾ってこられる方もいますが、逆に山積みにしたクッキーをドーンと持ってこられていたり様々です。